いいプレゼンテーションをするための心構えとは？重要ポイント６選

いいプレゼンテーションをしたいと思っても、そのためのポイントが分からない…ということで悩む人は少なくありません。
この記事では、いいプレゼンテーションをするためのポイントをご紹介しています。
ポイントをおさえて、相手が聞いて良かったと思えるようなプレゼンテーションを目指していきましょう。

Ｑ いいプレゼンテーションをするための心構えがあれば教えてください。

Ａ いいプレゼンテーションとは、相手が納得して聞いて良かったと思えるようなプレゼンテーションです。

準備段階から、聞いてくれる人がいい時間だったと思える内容にするためにはどうするべきか、よく考えるようにしてください。

今回は、いいプレゼンテーションをするためのポイントを解説します。

〇何を伝え、相手にどういう気持ちになって欲しいのか考える

いいプレゼンテーションで大事なのは、自分が伝えたいことは何で、相手にどういう気持ちになって欲しいのか考えることです。つまり、ゴールを設定するわけです。会議がスムーズに進行するように、ゴールを設定することで、いいプレゼンテーションを組み立てることができます。

相手にどう思って欲しいのかによって、伝え方は変わります。プレゼンテーションの資料や話す手順を考える前に、今回自分が何を伝えたくて、相手にどうなって欲しいのかよく考えましょう。そのためには、相手がどういう人なのか把握しておく必要があります。

会社内なら、プレゼンテーションを聞くのは誰なのか知っておきたいところです。同じ部署のメンバーだけなのか、他部署の人も交じるのかによって、使用する言葉も変わるでしょう。そのときのメンバーに一番伝わりやすい言葉を選んでプレゼンテーションをするのが効果的です。

〇適切なデータを用意

相手が納得するプレゼンテーションをするためには、適切なデータを用意し、自分の意見に説得力を持たせなければなりません。聞く側は、あなたがどうしてそのように考えるのか、根拠を知りたいと思っています。根拠なく持論を進めるのと、データを用いて持論を進めるのでは、納得度も理解度も大きく変わるでしょう。

注意点は、相手を納得させたいからと大量のデータを用意することはしないということです。その場で大量のデータを読むのは不可能ですし、情報が多すぎて理解の妨げになってしまいます。データはあなたが安心するために載せるのではなく、相手が理解し、納得するために載せるものなのだということを忘れないようにしましょう。

〇わかりやすいデザインの資料作り

プレゼンテーションで重要なのが資料作りです。せっかくいいことを述べていても、読みにくくてうんざりするような資料だと、プレゼンテーション全体の評価を下げられてしまいます。資料のせいで話の評価まで下げられることは絶対に避けたいところです。

自分が何を言いたいのか相手にシンプルに伝わる資料作りを目指してください。資料作りに関しては別記事でも述べていますので、詳しくはそちらをご参照ください。

〇質問をある程度考えておく

プレゼンテーションには質問がつきものです。相手はいきなりあなたの話を聞くわけですから、全てを理解するのは難しいです。また、理解したうえで疑問点が生じて質問するということもあるでしょう。

当日質問されていきなり答えを考えるのは大変です。ある程度、事前に質問と答えをセットで考えておくことをおすすめします。想定した質問が来ればスマートに対応し、慌てることはありません。それでも想定外の質問があるでしょうが、事前にある程度質問を考えておくことで、対応しやすくなります。事前に考えておいた内容が、想定外の質問の答えに関連していることもあるからです。

一通り資料を作って話す内容も考えたら、質問と答えをできるだけ考えてみてください。可能なら、本番よりも前に誰かにプレゼンテーションを見てもらい、質問をしてもらうといいでしょう。自分では気づかない問題点がわかりますし、まさに想定外の質問をしてもらえるはずです。

〇最初に何を話すのか説明

当日プレゼンテーションをするときは、最初にこれから何を話すのか説明するのがおすすめです。最初に今日話すことを説明することによって、これからどんな話があって、何に注意すればいいのか、相手も心の準備ができるからです。

何もわからない状態で人の話を聞くのは不安ですし、集中力が持ちません。どんな話があるのか知っておくことで安心でき、集中して話を聞けます。相手に集中してもらうように工夫するのも大事なのです。

〇声やジェスチャーにも気を使う

プレゼンテーション中は、声やジェスチャーといった話す仕草にも気を使うようにしてください。声のトーンやジェスチャーの有無で相手が受ける印象はかなり変わります。相手の方をきちんと見て、印象が良くなる話し方を心がけましょう。声については他の記事でも述べていますので、合わせて参考にしてみてください。

〇まとめ

いかがでしたでしょうか。
いいプレゼンテーションを行うためには、ゴールを明確化したうえで事前準備をする必要があります。
準備をしたうえで当日に印象のいい話し方ができれば、プレゼンテーションは成功するでしょう。
ポイントをおさえて、相手が聞いて良かったと思えるようなプレゼンテーションを目指していきましょう。