ただ話を聞くだけではダメ?職場でコミュニケーションを取るときの注意点

コミュニケーションは人の話を聞くのが大事だと言いますが、ただ話を聞くだけではなく、他にも気を付けるべき注意点があります。
この記事では、職場で円滑なコミュニケーションを取るための注意点についてご紹介しています。
記事でご紹介した注意点を意識し、周りの人と円滑なコミュニケーションが取れるようになりましょう。

 

Q人の話を聞くのが大事だと聞いて実践しているのですが、イマイチ手ごたえがありません。

Aただ人の話を聞くだけではなく、普段からいろいろな点に気を付けてみることをおすすめします。

人の話を聞く姿勢はとても大事です。同僚や上司、部下との円滑なコミュニケーションのためには、人の話を聞く姿勢は欠かせることができないものです。

しかし、ただ人の話を聞くだけでは足りません。他にも気を付けるべきことはたくさんあります。

今回は、職場で円滑なコミュニケーションを取るための注意点についてご紹介します。

 

〇普段から挨拶をする

当然のことだと思うかもしれませんが、普段から挨拶をすることは重要です。もちろん職場に入れば一言は挨拶するでしょうが、他は必要最小限だけで、ろくに挨拶しないということはありませんか。

人は、コミュニケーションを重ねれば重ねるほど、好感度が上がるという傾向があります。挨拶やちょっとした声掛けを積み重ねるだけで好感度は上がるものです。

おはようとか、お疲れ様です以外にも「もうお昼ですね」「今日はお客さんが多いですね」「コーヒーを買って来ますね」というような、些細な言葉かけを増やしてみてください。

日頃から小さなコミュニケーションを取れば、相手との心理的距離が縮まり、お互いに話しやすくなります。

 

〇口が軽い人だと思われない

口が軽い人だと思われてしまうと、あなたに深い話をしようと思う人がいなくなります。あの人は口が堅いとか、信頼できる人だと思われることが重要です。

現時点で軽いと思われていると挽回は難しいですが、それでも真剣に相手の話を聞くようにして、信頼できる人だと思われるようにしましょう。口が軽いというイメージも、時が経てば段々と薄れていきます。

信頼を得ることができれば、自然と相手とスムーズに話せるようになります。

 

〇自分の話をする

驚かれる方もいるでしょうが、会話では相手の話を聞くことが重要とはいっても、自分の話が全くないというのも考えものです。自分の話が全くないと、自分がどういう人なのか相手に伝わらず、いつまで経っても心理的距離が縮まることがありません。

自慢をしない、相手の話をさえぎらないということに気を付けつつ、適度に自分の話をしてみてください。

「昨日〇〇というお店に行って」「実は〇〇が趣味で」という話をして、人となりを伝えるのと同時に、会話のネタを相手に提供しましょう。もしかしたら同じお店に行ったことがある人がいるかもしれませんし、相手が同じ趣味ということもあり得ます。

コミュニケーションのきっかけになるので、自分の話をするのも決して悪いことではないのです。

 

〇笑顔を心がける

人は、無表情の人よりも、笑顔の人の方が好感度を高く感じます。親しみやすいと思い、話がしたいと思うようになります。

ですから、普段から笑顔で明るく振る舞うことを心がけてください。普段から印象が良くなれば、周りの人はあなたと話したい思い、話しているときも話しやすいと感じるでしょう。

逆に表情がないと、怖いとか、何を考えているのかわからないと感じ、話しにくいと思われてしまいます。

話を聞いているのになかなか相手と打ち解けないという人は、笑顔ができていない可能性が高いです。日頃から笑顔の練習をして、明るく楽しく話せるようになりましょう。

また、笑顔以外でも、身だしなみや目線、相槌の仕方などを気にしてみてください。相手から見た自分を意識すると、好感度を上げることができるようになります。

 

〇褒める

やはり人間は褒められると嬉しいものです。そこで、普段から相手を褒めることを心がけてください。

コツは、自分が本当にすごいと思うことを伝えることです。無理やり褒めることはNGで、効果がないどころか、逆効果になってしまいます。無理やり褒めていることは相手に伝わりやすく、不信感を招いてしまうこともあります。

褒めるときは「この企画は大成功ですね」「いつも細かいことに気づいてくれて本当に助かっています」というふうに伝えれば、相手は嬉しくなってもっと頑張ろうと思います。さらにあなたとコミュニケーションを取りたいとも思うでしょう。

人は好意を相手に返したいと思う傾向があるので、こちらが心から相手を褒めれば、相手は嬉しくなってこちらのことを褒めたり、楽しく話したいと思ったりします。

 

〇まとめ

人の話を聞くだけではコミュニケーションはうまくいきません。普段から様々なことに注意して信頼を獲得することで、話を聞く効果が表れます。

今回ご紹介した中で自分ができていないと感じることがあれば、すぐにでも実践してみましょう。自分の意識を変えれば、周りの人と円滑なコミュニケーションができるようになりますよ。

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