職場の同僚との会話で、知らず知らずのうちに相手に不快感を与えてしまい、コミュニケーションがうまくいかなくなるということがあります。
この記事では、同僚との会話におけるNG行動を、いくつかご紹介します。
記事で挙げたNG行動をおさえて、同僚との会話の満足度を上げていきましょう。
Q職場の同僚との会話で、してはいけないことはありますか。
Aあります。
知らず知らずのうちにやってしまっていて、同僚とのコミュニケーションがうまくいかなくなるというケースがよくあります。
そこで今回は、同僚との会話でのNG行動をいくつかご紹介します。
〇上から目線で聞く
あなたは、同僚の話を聞いてあげているという感覚になってはいませんか。確かに同僚の方から話しかけていて、あなたが聞き役になっているのかもしれません。
だからといってあなたが上から目線で聞いていいということにはなりません。
「仕方ない、話を聞いてやるか」「また話に来たのか、他に話し相手がいないのか?」といった気持ちがあると、同僚に伝わってしまいます。
上から目線で聞いているかもしれないと少しでも思う人は、すぐに態度を改めましょう。同僚が話してくれている、一緒に楽しい時間を過ごせているというような考えをすることをおすすめします。
考えが変われば、行動に出ます。あなたが楽しく積極的に同僚と話せるようになるためにも、上から目線の考えはやめましょう。
〇話をさえぎって自分の話をする
相手が話している途中に、自分の話をすることはありませんか。
<例>
「この前焼き肉に行ってさ、〇〇というお店なんだけど…」
「そこ知ってる。行ったことある。〇〇がおいしいよね。店の雰囲気いいし、値段も〇〇〇〇円くらいで。でもそこよりも~というお店の方が…」
上記の例のような話し方は最悪です。
相手が語りたいお店の内容について自分が語ったうえに、他のお店に話題を切り替えています。このような場合、相手は何一つ自分が言いたいことを言えず、ストレスを感じてしまいます。
意外にも、日常会話でこのような失敗をする人は多いです。少しでもわかることがあると、自分の話として進めてしまいたくなりますよね。けれどもその話をしたいのは相手ですから、話を聞く姿勢を持たなければなりません。
自分にはトーク力があるはずなのに、なぜコミュニケーションうまくいかないんだろうと思っている人は、このパターンに陥っている可能性が高いです。
〇言い負かして満足する
相手の言うことを否定して、自分が正しいことを示して満足してしまっていることもあります。
<例>
「これは〇〇がいいと思う」
「そうかな、だってそれは~で、こういう問題があって、〇〇〇ということを考えると、〇〇よりもむしろ〇〇〇〇の方が自然だと思う。なぜ〇〇がいいのかわからない。これは〇〇〇〇がいいでしょう」
上記の例のような場合、相手が言ったことに対して少しでも違うと思えば、全力で否定して自分の考えが正しいことを示します。相手は議論をしたいわけではないので、内心そんなことを言われてもと困惑し、続けたかった言葉を飲み込んでしまいます。
正しいことを言って何が悪いと思っているかもしれませんが、それを相手に押し付けていい理由にはなりません。正しさを盾にして、何でも言っていいわけではないのです。
好みのように正解がないような話題で、例のように自分の意見を通そうとすると、周りからは面倒な人だと思われてしまいます。
自分の意見を押し付けることはやめて、相手の話を引き出す姿勢を持ちましょう。
〇自分のためにだけ話を聞く
相手が話しているときに、自分が聞きたいことだけ聞くということはありませんか。相手が話を進めたいと思っていても、自分が気になることがあるからと、その点について根掘り葉掘り聞いてしまう、といった状態のことです。
相手は「もっと話したいことがあるのに」と思ってしまい、楽しく話ができなかったと感じてしまいます。
気になることが出てくるのは仕方ありませんが、会話はお互いが楽しくやるものです。自分が知りたいことだけ聞いて、相手の話したいという気持ちをないがしろにしては、相手の満足度は下がってしまいます。
もちろん多少は気になることを聞いてもいいのですが、相手の話したいという気持ちを無視することはやめましょう。
〇まとめ
同僚との話がうまくいかないのは、あなたが聞く姿勢ができておらず、自分勝手なトークをしていることが原因であることが多いです。
今回ご紹介したNG行動を参考にして、同僚が満足できる話の聞き方をマスターしましょう。相手の気持ちを受け止めるように話を聞くことができれば、満足度が上がって、人間関係もうまくいくようになります。
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