プレゼンテーションでの話し方のコツとは?

プレゼンが上手くできない、いつも無難にやり過ごしてしまうが、もっと相手に良い反応がもらえるプレゼンがしたい…貴方にはそんな悩みがありませんか。
プレゼンでの話し方にはコツがあります。この記事でコツを学び、相手に良い反応がもらえるプレゼンが出来るようになりましょう。

Q プレゼンでの話し方のコツがあれば教えてください。

A プレゼンでは姿勢、声の出し方、話の構成の3つに注意するといいでしょう。

プレゼンで上手に話すことができない、もっと相手の心にグッとくるようなプレゼンができないものだろうかなどと悩んではいませんか。プレゼンでの話し方のコツを学ぶと、そんな悩みも解決することができます。

プレゼンでは一体どのような話し方が有効なのか見ていきましょう。

○笑顔で姿勢良く話す

まず大事なのは、相手にいい印象を与えることを意識することです。相手にいい印象を与えて話を聞いてもらう気持ちになってもらわなければ、どれだけ素晴らしい企画をプレゼンしたところで、聞き入れてもらえません。

まず表情は笑顔を意識してください。親しみやすさを演出して、こちらに興味を持ってもらうのです。親しみやすさがあると相手が質問しやすくなります。質問をして疑問点を解決してもらった方が、プレゼンが成功する確率が高まります。

しかめっ面でプレゼンをするのではなく、笑顔で親しみやすいようにすることを意識しましょう。

また、姿勢も大事です。猫背だったり、ふらふらとしていたりしたら、頼りなく見えてしまいます。頼りない人の言うことを聞きたいとは思わないですよね。

ただでさえプレゼンの内容を受け入れるかどうか、不安を抱えながら話を聞いているのに、話している人のことを見てさらに不安になってしまったら、もうプレゼンの内容をオーケーしようとは思わないでしょう。

姿勢良く話すことを意識して、この人は頼れそうだと相手に思わせるようにしましょう。話すときに説得力を持たせるために身振り手振りを入れることは効果的ですが、基本的にはふらふらとせず、落ち着いた態度で話すことがコツとなります。

○ゆっくり大きな声で話す

プレゼンでは、ついつい早口になってしまいがちです。自分は内容を全て把握していて何を言えばわかっているので自然と早口になってしまうんですね。また、言いたいことを早く言いたいという気持ちから早口になってしまうということもあるでしょう。

自分では聞き取りづらいほどの早口ではないと思っていても、聞いている側からすると聞きづらいということはよくあります。聞く側は知らない情報を理解しつつ話を聞かなければなりません。理解するという作業、聞くという作業を同時にしているのですから、単純に考えて話す側の2倍の負担がかかっています。

なので話す側が大丈夫だと思っていても、聞く側は大丈夫ではないということが起こってしまうんですね。単純に早口だと聞きづらいというのもあります。

相手がこちらの話を聞いて、理解できるように、プレゼンではゆっくりと話すことを心がけましょう。自分がゆっくり過ぎるんじゃないか?と思うくらいでちょうどいいのです。相手が聞き取りやすいスピードを心がけて話してください。

また、声の大きさも重要です。自分が普通に話しているつもりでも、プレゼンの場では小さく聞き取りづらいということがよくあります。ハキハキ話すことができていないということもあるんです。

意識的に大きな声を出し、ハキハキと話すようにしましょう。自分の声が適切かどうか知るためには、誰かに協力してもらって話しているところを聞いてもらう、自分で録音して聞いてみるという手があります。

自分の耳で聞く自分の声と、録音して聞く自分の声は全然違うと言いますよね。新たな発見があるのでとてもおすすめですよ。

○問題点は最初に明確化

プレゼンでは、現在どのような問題が生じているのか、また、相手はどのような不満を抱えているのかということを最初に明確化することがおすすめです。現状を明らかにして、相手に「確かに…」と思ってもらうことが大事です。

これこれこういう問題点があるので、この企画をプレゼンするというように、プレゼンの方向性をはっきりと提示することができます。聞く側としては納得しやすい流れで安心できます。また、プレゼンする人が現状をよく理解していることがわかり、話を聞こうという気持ちになります。

現状の問題点らしきことがなかったとしても、このような目標を達成する必要がある、こういうことをする必要がある、だからこの企画が必要だというように現状足りないことを挙げて話すといいでしょう。なぜそれをプレゼンするのか理解してもらうことが大切です。

○利点をはっきりと述べる

問題点を明らかにした上で、それを踏まえて今回プレゼンする内容はどのような利点があるのかはっきりと述べましょう。例えばある商品の特徴を紹介されたとしても、それが具体的にどのような利益をもたらしてくれるのかわからないと、購入する気にはなりませんよね。

どういう利点があって、問題を解決するのにどう役に立つのかはっきりと述べて、聞く側がプレゼンに納得するようにしましょう。

○まとめはきちんと

プレゼンで一番印象に残るのは最後です。新しいことの方が記憶に残りやすいからです。そのため、プレゼンでまとめはきちんとするようにしてください。利点など大事なところは改めて述べ、決め手となる要素を提供してください。

まとめをせずにプレゼンを終わると、相手は決断をしてくれません。きちんとまとめをして、相手に決断を促すようにプレゼンを終わらせることでいい返事をもらえるようになります。

○まとめ

プレゼンの話し方のポイントとしては、まず笑顔で姿勢良く、ゆっくりと大きな声で話すということが挙げられます。見た目、振る舞いをおろそかにしては話を聞いてはもらえません。

当然話の構成にも気を配る必要があり、最初に問題点を明確化し、その上で利点を述べるといいでしょう。最後にはまとめをきちんとして、相手に決断をしてもらうようにすることが大切です。

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