プレゼンテーションを上達させたい。上達のための練習方法やコツとは?

プレゼンテーションが上手くなりたいと思って練習しても、上手くなっているのかよく分からない。効果の出る練習方法が分からない。あなたにはそんな悩みがないでしょうか。
この記事では、プレゼンテーションの練習をする際のポイントについてご紹介しています。
記事を読んでポイントをおさえ、自信のある堂々としたプレゼンテーションができるようになりましょう。

Q プレゼンテーションが上達したくて練習したいと思っているのですが、どうやって練習すればいいかわかりません。プレゼンテーションの練習方法やコツなどがあったら教えてください。

A プレゼンテーションの練習は、とにかく繰り返すことがおすすめです。

まだプレゼンテーションに慣れていないときや、重要なプレゼンテーションを任されたときは、できるだけ練習したくなりますよね。練習は技術上達だけではなく、自信にもつながり、堂々としたプレゼンテーションができるようになります。

プレゼンテーションの練習のコツは、とにかく繰り返すことです。時間が許す限り何回も繰り返してください。

○イメージトレーニングを繰り返す

まず、プレゼンテーションの内容が決まったら、話すことや資料の内容を全て覚えてしまうくらいの気持ちで何回も繰り返しイメージトレーニングしてください。資料は熟読し、実際に話す内容は頭の中でいいので何回も繰り返してイメージを固めます。

そのとき、自分が実際にプレゼンテーションをしているイメージを持ちつつ話す内容を頭の中で言葉に出すと、より効果的です。

ある程度イメージトレーニングを繰り返して内容をばっちり把握しきったら、人に見てもらうことがおすすめです。

○人に見てもらうことを繰り返す

イメージトレーニングも効果的ではあるのですが、客観的に自分を認識しづらいという欠点があります。人に見てもらうことで、自分では気づくことができないことに気づくことができます。

方法は2つあり、動画に撮ることと、実際に人に見てもらうという手があります。できれば両方やりたいですが、都合が合わない場合は動画を撮って自分で検討したり、人に見せて感想を言ってもらったりするといいでしょう。

以下では動画を撮るときと人に見てもらうときのポイントをまとめています。

○動画を撮るときのチェックポイント

動画を撮るときは、以下の4点に注目して、チェックしてください。

・姿勢

猫背になっていないか、旨を張りすぎていないか、がに股になっていないかなど、自分の姿勢がきちんとしているかチェックします。プレゼンテーションの内容が良くても、姿勢が悪いと相手がそこばかりが気になるようになるので、プレゼンテーションの内容に集中してもらえなくなるという欠点があります。

姿勢が悪いことで印象が悪くなり、色眼鏡で見られるのは、すごく損ですよね。見ていて気持ちのいい、自然な姿勢を目指しましょう。

・話す声と速さ

いくら内容が良くても、早口でばばっと話されたら、ついていけませんよね。逆にあまりにもゆっくり小さく話されると、イライラしてしまって内容が頭に入らなくなります。

聞きやすい声のトーン、速さはどれくらいか、チェックしてください。自分のイメージよりも声が小さいとか、早口だということが多いので、自己イメージと実際のギャップを修正していきましょう。聞きやすい話し方ができるようになるだけで、プレゼンテーションの質は大きく向上します。

・表情

自分がプレゼンテーションをしているときにわかりにくいのが、自分の表情です。自分では普通のつもりでも、むすっとしていて印象が悪いということがよくあります。びしっとした表情をするときと、軽く崩した表情をするときのタイミングが適切かチェックしましょう。

また、いい印象を与えようとして、笑いすぎる人がいます。確かに笑顔は相手にいい印象を与える有効な手段ではあるのですが、あまりにも表情が軽すぎると、軽薄な印象を与えてしまい、損になります。

適度な緊張感を保つためにも、表情のバランス感覚を身につけることはとても大事です。

・ジェスチャー

プレゼンテーションの最中の自分のジェスチャーは適切かどうかもチェックしてください。気持ちが入りすぎて大げさなものになっていないか、内容に合っていないジェスチャーをしていないかよくチェックしましょう。癖で変なジェスチャーをしていることもよくあるので、しっかりとチェックして修正しましょう。

○人に見てもらうときのポイント

人に見てもらうときは、以下の2点に気をつけるといいでしょう。

・率直な意見を言ってくれる人に頼む

人に見てもらうときは、まず率直な意見を言ってくれそうな人に頼むことです。先輩でもいいですし、なんでも言い合えるような同僚、友人などでもいいでしょう。遠慮して無難なことしか言わない人ではなく、思ったことをきちんと指摘してくれる人を探しましょう。

・プレゼンテーションの内容そのものについても指摘してもらう

人に見せるときは、プレゼンテーションの内容そのものについても指摘してもらいましょう。わかりにくいところがないか、改善点があるかどうか聞きます。

「いいんじゃない」としか言わない人もいますが、そういう人には、このプレゼンテーションはどういう内容だったか説明してもらいましょう。もしも説明できなければ、きちんと聞いていなかったか、わかりにくい内容だったということになり、改善点が見えます。

○まとめ

いかがでしたでしょうか。
プレゼンテーション上達には、とにかく練習を繰り返すことです。
記事にあるようなポイントをおさえ、改善点を見出して修正していくことで、堂々と自信をもったプレゼンテーションができるようになるでしょう。

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